ミラーレス一眼おすすめランキング(2017年)

2017年5月26日

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ミラーレス一眼と一口にいっても、発売されている機種は種類が多すぎて、どの製品を選んでよいか迷ってしまうと思います。各メーカーともにスペックや機能などで強みを宣伝しており、どれを選んでよいやら目移りしてしまうのではないでしょうか。カメラには当然ながら製品の優劣があるものの、説明は専門用語も多いため初心者には製品の善し悪しを判断するのはなかなか難しいでしょう。

そこで、今人気のミラーレス一眼をこれから購入しようと考えている方に、おすすめ順にランキングを作成しました。

初心者向けのエントリーモデル(7万円未満のエントリー機種、ファインダーなしのもの)について、発売されている全機種をいくつかは購入し、残りはさんざん店頭で試し、カタログスペックを飽きるほど眺め比較しましたので、その結果を紹介します。カメラ女子やカメラ初心者にも、買って後悔しない納得の一台が見つかるはずです。

失敗しない選び方①「どのメーカーから選ぶべきか?」

現在(2017年3月)、初心者向けのエントリーモデルのミラーレス一眼カメラを発売しているメーカーは、オリンパス、キャノン、ソニー、ニコン、パナソニック、富士フィルム、ペンタックスの7社です。ミラーレス一眼の醍醐味としては、スマートフォンのカメラ機能やコンデジと違って豊富な交換レンズを使って多彩な写真が撮れることにあります。

被写体を大きく写せる「マクロレンズ」や、背景をぼかすことができる「単焦点レンズ」などをカメラと組み合わせることで、スマホやデジカメとは違った構図の写真が撮れるようになるわけですから、レンズの種類は多いに越したことはありません。

各メーカーが発売している、エントリーモデル向けの交換レンズの本数は次の表のとおりです。

 

 マウントの種類レンズ本数評価
パナソニックマイクロ フォーサーズ66本
オリンパス
富士フィルムXマウント27本
ソニーEマウント24本
ニコンニコン1マウント11本
キャノンEF-Mマウント8本
ペンタックスQマウント7本

※サードパーティ製を含む。

少なくとも20本はレンズの選択肢が欲しいところです。したがって、現時点では、ある程度潤沢な交換レンズを提供している4メーカー(パナソニック、オリンパス、富士フィルム、ソニー)が有力な選択肢となります。

カメラ本体の性能でいえば、キヤノンとニコンは一眼レフの老舗メーカーだけあって、画質やデザイン、コンパクトさなどでは申し分ない機種を発売しています。しかし、交換レンズの少なさがボトルネックです。

というのも、基本的には、キヤノンとニコンは一眼レフで大きなシェアを持っているため、初心者向けにはミラーレスを売って、慣れた頃には一眼レフに移行してもらいたいと考えている節があり、なかなかミラーレスのレンズ群が充実してきません。

すごい勢いで新レンズを投入しているソニー、オリンパス、パナソニック、富士フィルムと比べると、ミラーレスへの傾注度が低いようで、高品質のレンズを開発するメーカーだけに残念です。また、ペンタックスは、レンズ本数が最も少ないうえに、ミラーレス一眼そのものを今後もリリースしていくか態度ははっきりしておらず、現時点で購入は正直オススメしません。

失敗しない選び方②「最新製品」よりも「型落ち品」を

続いての観点ですが、ミラーレス一眼はかカメラ本体の更新サイクルが非常に早いものの、性能の差はごくわずかであることが多いことも押さえてておく必要があります。

そこで、レビューの対象は、最新機種との性能の差がない買い得なものについては、基本的に「型落ち品」を比較の対象としています。

なお、「最新製品」と「型落ち品の優劣」については、次の記事で書いてますので、詳しく知りたい方は参考までに。

おすすめランキング

これらの選定基準の結果、発売中の全機種の中から次の4つの機種を厳選し、スペックの比較表を作成しました。

主に次の6つの観点から比較しています。

  • 画質:写真の画素数などシャープネスや色合いが良好か。
  • スピード:オートフォーカスのピント合わせのの速さが良好か。
  • バッテリー:撮影可能枚数が十分かどうか。
  • 重さ:コンパクトさや重さが携帯するのに適しているか。
  • レンズ:対応マウントのレンズ数や質は十分か。
  • 価格:実勢価格がスペックに見合っていて、コスパが高いかどうか。
 OLYMPUS
E-PL7
Panasonic
GF7
SONY
α5100
FUJIFILM
X-A3
有効画素数1,605万画素1,605万画素2,430万画素2,420万画素
手ぶれ補正
(3軸 3.5段)
なし
(レンズ側対応)
なし
(レンズ側対応)
なし
(レンズ側対応)
オートフォーカスハイスピード
イメージャAF
(81点)
コントラストAF
(23点)
ファスト
ハイブリッドAF
(179点)
コントラストAF
(77点)

連続撮影
(AF固定)

8.0コマ/秒5.8コマ/秒6.0コマ/秒6.0コマ/秒
ISO
(拡張)
100~1600
(100~25600)
200~25600
(100~25600)
100〜25600200-6400
(100〜25600)
シャッター1/40001/16000秒1/40001/32000秒
モニター104万ドット
チルト可動
上180°
タッチパネル
104万ドット
チルト可動
上180°
タッチパネル
104万ドット
チルト可動
上180°
タッチパネル
104万ドット
チルト可動
上180°
タッチパネル
動画FHD/30p
(約30分まで)
FHD/60p
(約30分まで)
FHD/60p
(20分まで)
FHD/60p
(14分まで)
撮影枚数
(バッテリー)
350枚230枚400枚410枚
USB充電
重さ357g266 g283g339g
Wi-Fi
レンズマウントマイクロ
フォーサーズ
(計70本)
マイクロ
フォーサーズ
(計70本)
Eマウント
(16本)
Xマウント
(25本)
実勢価格
(レンズキット)
約70,000円約65,000円約60,000円約65,000円
備考    

 

上記の比較結果から、初心者にオススメのミラーレス一眼を順に紹介していきます。

  おすすめ第1位 「オリンパス PEN Lite E-PL7」

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第1位となったのは「オリンパス E-PL7」です。画質と携帯性とコストとで、バランスが素晴らしい機種です。エントリーモデルですが、イメージセンサーにはオリンパスPENシリーズの上位モデルにあたるOM-Dと同じ素子を搭載し、さらにボディ内手ぶれ補正もあり、画質にはかなり定評があります。解像感はシャープであり、高感度撮影でもISO1000を超えても実用可能なレベル。さらに、アート系フィルターの元祖だけあり、14種類のフィルターが用意されています。

ボディは357g(バッテリー、メモリーカード含む)、ライバル機種と比べると重くみえますが、これは本体にはボディ内手ぶれ補正が搭載されているためであり、それを考えると十分な軽さです。携帯するのに苦になる重さではありません。

さらに、標準で装備されているグリップは着脱可能で、ホールド感も十分でした。フラッシュは付属するも、内蔵はされておらず着脱式です。その他、モードダイヤルも搭載し、操作性も初心者には申し分ありません。180度の反転するため自分撮りも可能です。

実勢価格はかなり割安で、キットレンズ付きでも6万円前後です。総合的にみるに、高機能に加え価格も手頃で隙のない製品に仕上がっているといえます。

作例

OLYMPUS
OLYMPUS
OLYMPUS

OLYMPUS「PEN Lite E-PL7」- 画質、コスパのトータルバランスに優れたミラーレス一眼

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なお、最新機種をお好みであればE-PL8がそれに当たりますが、型落ち品のE-PL7と性能はほとんど変わりありません。

OLYMPUS PEN Lite E-PL8
by カエレバ

おすすめ第2位 コスパ最強「パナソニック GF7」

LUMIX DMC-GF7

第2位は「パナソニック GF7」です。GF7は自撮りに強い外観で、とても軽く、価格が5万円前後というコスパに優れた機種です。キットレンズに標準ズームと望遠ズームの2本が付いていて、これらをレンズ単体で買うと4万円ほどになるため、かなりお買い得といえます。重さは 266gしかなく、望遠ズームをつけても401gと非常にコンパクトで、まったく荷物になりません。

画質面では、GF7はフォーサーズセンサーという、一眼レフカメラのAPS-Cサイズよりも小さなものとなります。しかし、高感度のノイズも少なく、ディテールも豊富で、十分に優れた画質がえられます。全22種類のフィルターも用意されており、撮影機能も十分です。

最大の特徴は、上方180度まで回転するチルト液晶モニター。液晶モニターを反転すると撮影モードが勝手に自分撮り専用のモードに切り替わり、セルフタイマーでの複数枚撮影や美肌モードのオンオフなどが選べるようになります。

交換レンズは一般的にカメラと同じメーカーのものしか使えません。GF7は、オリンパスと共通のマイクロフォーサーズ規格であるため、どちらのメーカーのレンズも使えます。そのため他のメーカーよりも選べるレンズが豊富で、エントリー向けからプロ向けまで充実しています。

作例

via PANASONIC
via PANASONIC
via PANASONIC

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なお、最新機種が希望であればGF-9がそれに当たります。

おすすめ 第3位 画質で選ぶなら「ソニー α5100」

sony α5100

「α5100」は、APS-Cサイズの撮像素子を採用するソニーのEマウント機のエントリーモデルです。APS-Cサイズの約2430万画素CMOSセンサーを、画像処理エンジンに「BIONZ X」を採用し、のセンサースコア(DxOMark)は「80」で、これは一つ上位モデルの「α6000」のスコア(82)と同等の数値です。オリンパスやパナソニックよりも暗所での撮影に強く、ノイズが少ない綺麗な写真が撮れます。

もうひとつ特筆すべきはオートフォーカスのスピードで、撮像素子面に埋め込まれた位相差検出AFセンサーとコントラストAFを併用する「ファストハイブリッドAF」です。これまでの99点から179点に位相差検出センサーが増えて、ほぼ全画面をカバーできるようになりました。これにより、AF速度や追従性が向上し、遊びまわる子供や動物などを撮影するには十分な性能です。

さらに小型軽量でバッテリーライフも申し分ないのですが、欠点としては交換レンズが少ないことです。ソニーはプロユース向けの高級レンズ(10万円以上とか)は充実してきているのですが、初心者が気軽に買えるエントリーレベルの交換レンズがまだ充実しておらず、ライバルメーカーには劣っていると言わざるを得ません。マクロや望遠や単焦点などレンズを増やしていきたい場合は、それも考慮に入れたほうがよいでしょう。

via SONY
via SONY
via SONY
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ソニー α5100パワーズームレンズキット ILCE-5100L
by カエレバ

 

おすすめ第4位 画質オンリーなら「富士フィルム X-A3」

X-A3

富士フィルムのカメラは、画質が綺麗で、フィルムメーカーならではの「色」へのこだわりがポイントです。人肌を綺麗に撮るなら随一の性能といえます。暗い場所でノイズのなさもトップクラスで、画質にこだわるなら定評のある一台です。

欠点としては、エントリー向けレンズ(XCシリーズ)が少なく、ハイエンド向けのXFレンズはラインナップが豊富であるのの、価格がやや高く初心者には手を出しづらいところがあります。


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