「露出」「絞り」「シャッタースピード」の関係を理解する

「絞り」の大きさと「シャッタースピード」は、「露出」に影響を与えます。それらの関係を理解することは、望む通りの写真を撮れるようになる最初の一歩です。

露出は、カメラの基本的な2つの設定から決まります「絞りゲージ」と「シャッタースピード」です。この2つを組み合わせることで、ボケの度合いや、ブレなどを思うように表現することができます。

この異なる要素の相互作用は複雑に見えるので、露出について学ぶよりも、オートモードで撮影することを容易に選んでしまいがちです。しかし、自分の撮りたいもの通りに露出を設定することなしには、ありふれたインパクトの欠けた写真でしかありません。しかし実際のところ、露出は非常に単純な原理で成り立っており、これをマスターすることは良い写真を撮るための必要なプロセスです。

1: 「露出」とは?

「露出」とは、カメラのセンサーに届く光の量のことです。光が十分でなければ暗い写真になってしまいますし(アンダー露出)、光が多すぎれば真っ白になってしまします(オーバー露出)。

Hummingbird 21 (Wings)
正しい光の量による露出はディテールを完璧に表現する (Photo by Danny Perez.)

では、絞りとシャッタースピードを組み合わせて完璧な露出を設定する方法を学びましょう。

2: シャッタースピード

「シャッタースピード」とは、シャッターが開いている時間の長さのことです。その幅は、1/1000秒〜数秒。

Golden Zephyr
光の量が多いときはブレのないシャッタースピードを使うことができる (Photo by Joe Penniston.)

もちろん、シャッターを開いている時間が長いほど、センサーに多くの光を届けることができます。

3: 「絞り」とは?

すべてのレンズの中には「絞り」と呼ばれる、人間の瞳のような開閉部分があります。絞りを開くと多くの光が取り込まれ、絞りを閉じると入ってくる光の量が減ります。

絞りは、「f」という単位で測られます。f2.0, 2.8, 4.0, 5.6, 8.0, 11, 16, 22, 32. などの単位です。いくらか複雑ですが、「f」が小さいほど絞りが開かれて、多くの光が取り込まれます。「f」が大きいほど絞りが狭まり、取り込まれる光の量が減ります。

この概念を理解するために重要なことは、「f」値のダイヤルがあらかじめ決まっていることです。ダイヤルを一つ動かすごとに、絞りは2倍または半分になります。同じ露出を保つには、それに合わせてシャッタースピードを半分にするか2倍にするかのどちらかです。

4: 正しい絞りとシャッタースピードを選択するには?

写真を撮るシチュエーションによって最適な絞りとシャッタースピードの組み合わせにはいく通りもあります。しかし、どの組み合わせを選択すべきでしょうか。それは何を撮りたいか、どのように撮りたいか、によって決まります。

・絞りを開くと、被写界深度(フォーカスの合う面の深さ)が小さくなります。これはポートレートやマクロ撮影に向きます風景写真には使いません。

・シャッタースピードを遅くすると、被写体のブレが大きくなります。これは被写体のブレの大きさと、カメラを持つ手のブレの両方に起因します。

引用:Exposure, Aperture and Shutter Speed Explained(Photography Mad)