FUJIFILM「X-A2」

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「X-A2」は、有効1630万画素のCMOSセンサー、「セルフィー(自撮り)」対応のチルト液晶モニター、進化したオートフォーカス、約410枚撮影可能な長寿命電池などを搭載したミラーレス一眼です。

自撮り(セルフィー)向けの機能が大幅に強化され、人間の瞳だけにピントを合わせる「瞳AF」や、接写時に自動的にマクロモードに切り替わる「オートマクロAF」、ピントが合っているエリアを自動的に最大9点表示する「マルチターゲット オートエリアAF」が追加されている。オートフォーカスの速度は0.3秒。X-T1の驚異的な0.08秒には負けますが、十分な速度といえます。

  • APS-C 有効1630万画素のCMOSセンサー
  • ISO200-6400(拡張でISO100/12800/25600)
  • 連写は約5.6コマ/秒。
  • 自撮り(セルフィー)も可能な175度回転する3型約92万ドットのチルトモニター
  • チルト式の液晶モニターを上に回転させれば自動でオンになる「瞳AF」オート
  • 「美肌モード」で明るく滑らかな肌の再現が可能
  • フルオートの「アドバンストSR AUTO」で58のシーンを認識して、カメラが自動的に最適な設定
  • Wi-Fi機能
  • 動画記録は1080pの30フレームを連続最大約14分、720pの30フレームを連続最大約27分撮影可能
  • 幅116.9×奥行き40.4(最薄部32.1)×高さ66.5mmで、バッテリーとメモリーカード込みの重量は約350g
  • 約410枚撮影可能な長寿命電池などを搭載
Contents

総評

 富士フィルムの上位機種「X-T1」や「X-E2」は画質を最優先させたミラーレスで、ローパスレス構造と独自配列のカラーフィルターを採用したAPS-Cサイズのセンサーを搭載し、回折現象を抑える点像復元技術、超高速AF、フィルムメーカーのノウハウを活かしたフィルムシミュレーションが売りです。

 一方の「X-A2」は、画質へのこだわりは残しつつも、廉価版といった造りです。ローパスレスで独自配列のセンサーではなく、普通のCMOSセンサーであり、ローパスフィルターレスではありません。EVFはオプションでも取り付け不可ですので、機能を抑えた入門向け機種といえます。
 前機種「X-A1」からの大きな改良点は175°回転のチルト液晶モニターで自撮りに対応したこと、AFの大幅性能アップ、瞳AFにオートマクロAFと最大9点AF合焦点を示すマルチターゲットオートエリアAFを搭載したことです。撮影枚数は約350枚から約410枚に増えて、Wi-Fi対応でリモコン撮影もできます。

 キットレンズには、標準ズームレンズ「XC16-50mmF3.5-5.6 OIS Ⅱ」、「XC50-230mmF4.5-6.7 OIS Ⅱ」の2本が用意されています。2本のズームレンズで焦点距離24mmから350mm(35mm換算)をカバーしておりますが、富士フィルムのエントリー機向けのレンズはこの2本のみで、後にステップアップするなら高級モデルにあたるXFシリーズになります。