富士フィルム「X-A3」を徹底レビュー- 高画質を手軽に楽しめるミラーレス一眼

2017年6月17日

X-A3

主な特徴

  • レトロデザイン”とする直線基調のスタイリング
  • 有効画素数2420MP、Bayer配列のカラーフィルターCMOSセンサー
  • 180度回転するチルト液晶モニターでタッチAF、タッチショットが使える
  • 撮影可能枚数は約410枚、ケーブルでのUSB充電にも対応

基本情報

  X-A3
メーカー FUJIFILM
発売日 2016年11月10日
参考価格
(レンズキット)
7万円前後

X-A3は「XC16-50mmF3.5-5.6 OIS II」(35mm判換算24-76mm相当)とのレンズキットが税別7万円前後。レンズキットのみで、ボディ単体での発売はありません。

デザイン・操作性

カラーバリエーションは、シルバー、ブラウン、ピンクの3色。レトロデザイン”とする直線基調のスタイリングが特徴です。

X-A3

外観はこんな感じ。

 

X-A3

X-A3

重量は約339g(バッテリー、メモリーカード込み)。撮影可能枚数は約410枚で、コンパクトボディでこのバッテリーライフは優秀です。他メーカーでこのサイズ感のミラーレス一眼ですと、300〜400枚が相場だからです。さらに、付属ケーブルでのUSB充電にも対応するため、スマホ用のモバイルバッテリーで充電もできます。

  X-A3
防塵防滴
バッテリー NP-W126S
撮影枚数(CIPA基準) 410枚
対応記録メディア SD/HC/XC
(UHS-I対応)
重さ
(バッテリー、記録メディア含む)
339g
重さ
(本体のみ)
290g
サイズ
(幅x高さx奥行き)
116.9 × 66.9 × 40.4mm

画質とスピード

イメージセンサー・画像処理

画質面は、これまでの富士フィルムのX-Aシリーズと同様に、一般的なBayer配列のカラーフィルターを持つCMOSセンサーというものを搭載しています。有効画素数は約2,420万。感度はISO200〜6400(拡張でISO100/12800/25600)と、エントリーモデルにしては十分に高画質で、満足のゆくクオリティの写真が撮れると思います。

  X-A3
有効画素数 2420万画素
センサータイプ ベイヤー方式CMOSセンサー
センサーサイズ APS-C
(23.6 × 15.6 mm)
ISO感度 200 – 6400 秒
(拡張:100/12800/25600)
ローパスレス
手ぶれ補正

被写体にグッと寄れるマクロ撮影

キットレンズには「XC16-50mm II」というものが付属していて、秀逸なのはレンズ前から約7cmの最短撮影距離のマクロ撮影が得意なことです。機能面でも、自動でマクロモードに切り替わる「オートマクロ」により合焦もスピーディーで、料理や花など被写体に近づくことでスマホのカメラでは撮れないような絵作りが可能です。

X-A3

X-A3X-A3

オートフォーカス・連写

6コマ/秒の連続撮影や1/32000秒の超高速電子シャッターなど、連写の性能もなかなかです。

  X-A3
AF方式 TTLコントラストAF
AF合焦速度
(CIPA規格)
 
AF測距点 77点
測距範囲  
シャッタースピード 1/4000 – 30 秒
電子シャッター 1/32000秒 – 1 秒
フラッシュ同調速度 1/180秒
連続撮影コマ数
(メカシャッター)
6.0コマ/秒
連続撮影バッファ RAWなし:10枚

液晶モニタ

液晶モニターは180度回転するため、自撮りもできます。また、新たにタッチパネル式となり、AFエリア選択、タッチAF、タッチショットが使えるのはもちろんのこと、自撮りに便利な機能も工夫されているようです。セルフタイマーに「スマイル/グループ/カップル」の3モードを追加。笑顔検出や、2人の顔が近づいた時にシャッターが切れるなどの機能も追加されています。

X-A3

 

  X-A3
画面サイズ 3.0 インチ
ドット数 104万ドット
可動式モニタ チルト式
タッチ操作

動画

動画記録はフルHD・60p対応で、14分まで。4K動画の撮影はできません。

  X-A3
記録方式 MOV:リニアPCM
圧縮方式 H.264準拠
動画記録サイズ/
フレームレート
FHD/60p:14分まで
HD/60p27分まで
その他  

インターフェース

Wi-Fi機能もあり、撮った写真をすぐにスマホに転送して、SNSでシェアすることも可能です。スクエアサイズ(1:1)で撮影できるので、インスタグラムの投稿にもぴったり。

X-A3

  X-A3
映像/音声出力
・デジタル端子
USB 2.0
外部マイク入力端子  
HDMI タイプD
USB充電
Wi-Fi
Buletuooth
GPS
電子水準器
内蔵フラッシュ  

これは買うべき?

富士フィルムX-A3は、エントリー機種としてはハイスペックな画質で、自撮りやマクロ撮影など機能面も充実。本体がコンパクトなうえに、バッテリーライフも長く、価格も安いため、カメラ初心者には入門用としてかなりオススメできるミラーレス一眼です。

あえて、欠点をあげるならば、富士フィルムのミラーレス一眼の交換レンズ(Xマウント)はハイエンドユーザー向けのものが多く、それらは価格がちょっと高めです。初心者向けのレンズももちろんありますが、ライバルのオリンパスやパナソニックと比べると種類がちょっと少ないです。

良いところ

  • 2420万画素で高感度性能も高くて高画質
  • コンパクトボディ(339g)で本体が軽く、バッテリーライフも長い(約410枚)
  • タッチ液晶など自撮りの機能も充実
  • キットレンズでマクロ撮影も楽しめる

微妙なところ

  • 4K動画がないなど動画の機能面はそんなに強くない
  • 富士フィルムの交換レンズはハイエンドユーザー向けのものが多いため、初心者向けのものの種類が少ない。

 

作例・サンプル画像

画像引用:富士フィルム