FUJIFILM「X-T1」

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特徴

富士フィルムのEVF(電子式ファインダー)は、従来機のX-E1までは不評で、他メーカーのライバル機からは圧倒的に劣っていると言われていました。X-E1では、EVFの表示速度が「0.065秒」でしたから、シャッタースピードの0.05秒を含めると、シャッターを切ってから撮影するまで0.105秒のラグがありました。

FUJIFILMはこの点はかなり力を入れて改良したようで、X-T1では表示遅延が改善されて「0.005秒」のラグまで縮まりました。実際にEVFを除いてみると、表示速度の改善は明確に実感できます。さらに、EVFは明るくクリアで、色乗りよくシャープです。ただし、EVFの明るさ調整のみで、コントラストは調整できません。

ボディは、とにかく頑丈です。マグネシウム合金のボディの質感は高く、握ると堅牢性と剛性の高さが伝わってきます。防塵防滴、耐低温設計で頑丈さは言うことがありません。しかも、重さはバッテリーとメモリカードを含んだ状態で約440g。頑丈さと軽さを両立しています。
ただし、防塵防滴に対応したレンズが少ないことが難点です。また、ライバル機と比べて、バッテリーライフが短いところもマイナス点です。

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ホールド感も良好で、前面と背面のラバーグリップはカメラを快適にホールドできます。

Xシリーズの上部ダイヤルはかなり特徴があります。シャッター速度、ISO、ドライブモード、測光モードのそれぞれのダイヤルが、独立して並んでいます。絞りもレンズ側のリングで調整するという、アナログ的な操作感です。しかし、この操作系はプロの写真家にも好評で、ショートカットに用いるQ(クイック)ボタンは親指ですぐ操作できる配置であり、コントロールパネルを呼び出して、素早く設定変更ができます。

画質

いくつかの画質性能テストでは、「画質はAPS-Cとしては並外れた性能で、いくつかの機種のフルサイズセンサーさえも上回っている」と評価されています。

ePHOTOzineの評価によると、画質は素晴らしく、JPEG撮って出しでも色再現が良く、ディテールも豊富。肌のトーンも綺麗な仕上がりで、フラッシュ使用時も露出オーバーにならず、雰囲気を壊さない、と。

また、高感度性能は、ISO1600までは低ノイズでディテールも豊富。ISO3200でも画質は保たれているが、ISO6400ではノイズが増えてディテールも失われはじめる。高感度域の性能はX-E2よりも改善されており、ISO25600は状況によって使用可能だが、ISO51200の使用は避けたほうがいいとのことです。

メモリーカードスロットは、UHS-IIをサポートしており、書き込みは高速。連写はJPEGで7コマ/秒でスローダウンまでに46枚、RAWで7コマ/秒でスローダウンまでに21枚撮影可能とのこと。

AFはライバル機に比べるとやや遅く感じます。最新ファームにアップデートされたレンズとの組み合わせでは速く、ライバル機に肉薄します。ひとつ残念なのは、シャッター速度は1/4000が最高であることです。フラグシップとしては物足りませんが、ただ普通に使う分には十分です。

動画はモアレが目に付き、手持ちで撮影する場合は手ブレ補正付きのレンズが必要かもしれません。

「EISAアワード」で「European Advanced Compact System Camera of the Year 2014-2015」を受賞

EISAが、毎年映像関連製品の中から、カテゴリー別に最も優れた製品に贈る賞、「EISAアワード」を発表。富士フイルムの「FUJIFILM X-T1」が、European Advanced Compact System Camera of the Year 2014-2015賞、「フジノンレンズ XF56mmF1.2 R」が、European Compact System Lens of the Year 2014-2015を受賞しました。EISA(European Imaging and Sound Association)とは、欧州20カ国、50誌以上のカメラ、映像、オーディオ関連専門誌の代表が加盟する団体です。

http://camera.itmedia.co.jp/dc/articles/1408/18/news093.html

サンプル画像が見られるサイト

CAMERA LABS:Fujifilm X-T1 sample images