富士フィルム「X-T20」「X-T10」「X-T2」の違いを比較してみた

2017年3月2日

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Fujifilm-X-T20

基本情報

スペックの違いから比較してみました。X−T20は、富士フィルムの最上位モデル「X-T2」の廉価版の機種です。ざっくり総称すると、画質はX-T2と同等ですが、防塵防滴でなかったり、ファインダーが少し小さかったりと機能面が一部省略されているかわりに、価格が安く、重量も軽くなっています。前までモデルのX-T10からは画質や機能面で大幅なグレードアップが見られます。

 X-T20X-T10X-T2
メーカーFUJIFILMFUJIFILMFUJIFILM
発売日2017年2月23日2015年6月25日2016年9月8日
参考価格
(ボディのみ)
10万円前後6万円前後15万円前後

デザイン・操作性

camerasize.comから製品のサイズを比較しました。
X-T20-X-T10-front

X-T20では天面のドライブダイヤルに新たに「動画」ポジションを追加し、静止画撮影から動画撮影モードへの切り替えが瞬時に可能になっています。また、露出補正ダイヤルに「C」ポジションを追加。
X-T20-X-T10-top

X-T20-X-T10-back

 X-T20X-T10X-T2
防塵防滴
バッテリーNP-W126SNP-W126
(1500mAh)
NP-W126S
撮影枚数(CIPA基準)350枚350枚340枚
対応記録メディアSD/HC/XC
(UHS-I対応)
SD/HC/XC
(UHS-I対応)
デュアルスロット
SD/HC/XC
(UHS-II対応)
重さ
(バッテリー、記録メディア含む)
383g381g507g
重さ
(本体のみ)
333g331g457g
サイズ
(幅x高さx奥行き)
118.4 × 82.8 × 41.4mm118 x 83 x 41 mm132.5 × 91.8 × 49.2mm

画質とスピード

イメージセンサー・画像処理

X-T20の撮像素子には、2016年9月に発売した上位機種X-T2と同様のAPS-Cサイズ相当の「X-Trans CMOS III」センサー(ローパスフィルターレス)を採用。有効2430万画素で、通常感度はISO200〜12800(拡張でISO100/25600/51200)。

 X-T20X-T10X-T2
有効画素数2430万画素1600万画素2430万画素
センサータイプX-Trans CMOS IIIX-Trans CMOS IIX-Trans CMOS III
センサーサイズAPS-C
(23.6 × 15.6 mm)
APS-C
(23.6 × 15.6 mm)
APS-C
(23.6 × 15.6 mm)
ISO感度200~12800
(拡張:100〜51200)
200 ~ 6400
(拡張:100 ~ 51200)
200~12800
(拡張:100〜51200)
ローパスレス
手ぶれ補正
画像処理プロセッサX-Processor ProEXR Processor IIX-Processor Pro
その他   

オートフォーカス・連写

X-T20のAF測距点は、従来モデルの49点から91点(最大325点)までに大幅に拡大。全画面の約40%(画面中央部49点)を像面位相差AFエリアとすることで、高速・高精度な位相差AFをより多くのシーンで活用できるようになりました。

最高連写速度は8コマ/秒とX-T10と同等ですが、連続記録枚数は62枚(JPEG)と大幅に増加しています。

 X-T20X-T10X-T2
AF方式インテリジェントハイブリッドAF
(像面位相差AF)
(コントラストAF)
インテリジェントハイブリッドAF
(像面位相差AF)
(コントラストAF)
インテリジェントハイブリッドAF
(像面位相差AF)
(コントラストAF)
AF合焦速度
(CIPA規格)
   
AF測距点91点
(最大325点)
49点91点
(最大325点)
測距範囲  -3EV
シャッタースピード1/4000 〜 30秒1/4000 ~ 30秒1/8000 ~ 30秒
電子先幕シャッター1/32000 〜 1秒1/32000 ~ 1秒1/32000 ~ 30秒
フラッシュ同調速度1/180秒以下1/180秒以下1/250秒以下
連続撮影コマ数
(メカシャッター)
8コマ/秒8コマ/秒11コマ/秒
連続撮影バッファRAWなし:62枚
RAWあり:25枚
JPG : 8枚
(約8.0コマ/秒の場合)
JPEG:約42枚
RAW:約25枚
シャッター耐久回数  15万回
その他   

液晶モニタ

X-T20は、X-T10、X-T2では対応していなかったタッチパネル式となっているほか、約92万ドットから約104ドットと解像度がアップしています。

 X-T20X-T10X-T2
画面サイズ3.0 インチ3.0 インチ3.0 インチ
ドット数92万ドット92万ドット104万ドット
可動式モニタチルト式チルト式3Wayチルト式
タッチ操作

ファインダー

 X-T20X-T10X-T2
ファインダーEVFEVFEVF
ドット数236万ドット 有機EL236万ドット 有機EL236万ドット 有機EL
ファインダー視野率
(上下/左右)
100% / 100%100% / 100%100% / 100%
ファインダー倍率
(35mm換算)
0.62倍0.62倍0.77倍
最高フレームレート  60fps(通常)
100fps(ブースト)

露出コントロール

 X-T20X-T10X-T2
測光方式TTL256分割測光TTL256分割測光TTL256分割測光
測光モード   
測光範囲マルチスポット
スポット
アベレージ
中央重点
マルチ
スポット
アベレージ
マルチスポット
スポット
アベレージ
中央重点
露出補正±5EV±3EV±5EV

動画

X-T20は、従来のフルHD動画撮影に加え、4K動画撮影(100Mbps、連続最大約10分まで)に対応。HDMIモニター出力や外部マイク入力にも対応しており、本格的な動画撮影が可能です。

 X-T20X-T10X-T2
記録方式MOV/リニアPCMMOV/リニアPCMMPEG-4 AVC/リニアPCM
圧縮方式H.264H.264H.264
動画記録サイズ/
フレームレート
4K:30p 約10分まで
FHD:60p 約15分まで
HD:60p 約30分まで
FHD:60p 約14分まで
HD:60p 約27分まで
4K:30p 約10分まで
FHD:60p 約15分まで
HD:60p 約30分まで
その他   

インターフェース

 X-T20X-T10X-T2
映像/音声出力
・デジタル端子
USB2.0
マイクロUSB
USB2.0USB3.0
HDMIタイプDタイプDタイプD
USB充電   
Wi-Fi
Buletuooth
GPS
電子水準器  
内蔵フラッシュ
(GN7.0)

(GN7.0)

総称

X−T20は、富士フィルムの最上位モデル「X-T2」の廉価版の機種です。画質はX-T2と同等であり、同じセンサーとエンジン……つまりAFが速くて高感度に強い……を搭載していて高性能です。防塵防滴でなかったり、ファインダーが少し小さかったりと機能面が一部省略されていますが、一方でタッチ液晶はX-T2にはない機能です。X-T2よりも価格が安く、重さも100g以上も軽くなっています。

前までモデルのX-T10からは画質や機能面で大幅なグレードアップが見られます。防塵防滴ではありませんが、プロユースでなければ雨の中で撮影するような場面は想定されないので、コスパ面や画質の良さを考慮するに、お買い得な機種ではないでしょうか。

画像引用:富士フィルム


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