「ISO感度」の基本

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「ISO感度」を上げると、カメラのセンサーが多くの光を取り込めるようになり、フラッシュや三脚がなくとも暗所での撮影が可能になります。それと同時に、ノイズが増えて写真のクオリティが下がります。最近のカメラは、暗所の撮影時になどでISO感度をオートで合わせてくれますが、手動で設定できないと写真の仕上がりをコントロールできるようになりません。

各カメラに搭載さられている「ISO感度」設定の一般的な単位は、100、200、400、800、1600…など倍々の数値で表されます。数値が高いほど多くの光を取り込み、写真が明るくなります。

ISO感度とは?

ISO感度は、露出を決める要素としては、絞り、シャッタースピード、とは別のものです。ISOの数値を倍にするごとに、同じ明るさを得るためのシャッタースピードは半分になります。逆も同様です。

Quito, Cathedral
ISO感度を高く設定することにより、暗いところでもブレずに写真が撮れる (Photo by Alex Proimos.)

例えば、薄暗い建物のなかでISOを100に設定して撮影した場合、正しい露出を得るにはシャッタースピードが1/15秒以上は必要です。しかし、このシャッタースピードで手持ち撮影すると、確実に手ブレしたボケボケの写真になります。そういったときは、ISOの出番です。ISOの設定を100から400に上げましょう。すると、感度が4倍になるため、シャッタースピードは1/60秒で足りるようになります。これは、三脚やフラッシュを使わずにシャープな画像を得るためには十分なシャッタースピードです。

ISOとデジタルノイズ

ISO感度を上げると、それに比例して写真にデジタルノイズが増えるという欠点があります。ノイズは写真上に細かい点として現れ、特に暗い部分や平坦な色の箇所で顕著になります。


(Photo by Paco Rives Manresa.)

ISOの適切な設定方法とは?

写真をシャープにして質を高めるためには、可能な限りISO感度を低く設定すべきです。しかしながら、必要なシャッタースピードが得られるまではISO感度を上げることも許容する必要はあります。なぜならば、「ブレている写真 < ノイズの多い写真」だからです。 絞りの大きいレンズや三脚は、暗いシチュエーションでもISO感度に頼らずに明るい写真をとることに役立ちます。しかし、最近のカメラは高感度でもノイズをあまり出さずに撮影できるようになっており、用途に応じて使い分けるべきだと思います。 引用;What is ISO Speed?(Photography Mad)