「ミラーレス一眼」「一眼レフ」を買うべきか迷っている人へ!購入前に必ず読んでほしい全情報まとめ!

2017年6月1日

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最近は、インスタグラムやスナップチャット、FacebookなどSNSで写真をシェアし合う人が増えています。

たくさん「イイね!」がもらえる写真を撮るには、それなりのカメラとレンズが必要です。でも、が、スマホで撮れる写真は、機種や撮影テクによってちょっとの差は出ても、ほとんど代わり映えしません。スマホに搭載されているセンサー(画質の善し悪しを決めるもの)やレンズでは、どうしても同じような構図になってしまうからです。「よい写真」を撮るためには「よいカメラ」が不可欠です。

そういった、「カメラを買おうと思っているけど、一眼レフ、ミラーレス一眼や高級コンデジなどたくさんあるからどれを買ったらいいかわからない」「メーカーも多すぎて値段もマチマチだけど違いがよくわからない」という人は多いと思います。

最近発売された機種であれば、Wi-FiやBluetoothでスマホと接続する機能は常識であるため、カメラからスマートフォンへのワイヤレス転送が可能です。撮った写真を簡単ですぐにSNSなどでシェアできます。そういったニーズでスマホやコンデジからレンズ交換式カメラへステップアップする人も増えてきています。

そこで、今回は、カメラマニアである自分がミラーレス一眼や一眼レフなどレンズ交換式カメラを買うときに知っておいてもらいたい情報、どのモデルを買うべきかなどを分かりやすく解説してみます。

カメラを買うときに着目するポイント3つ!

まずは、ざっくりカメラの購入に際して知っておいて欲しいポイント3つをなるべく簡潔に解説します。ちょっと長ったらしい話もあるかもしれませんが、これだけ知っておけば必要な知識としては十分です。今からご紹介するポイントに”ビビッと”くるかどうかを確認してみてください。

ポイント① 「イメージセンサー」の大きさ(=画質の良さ)

カメラにはレンズから入った光を受ける「イメージセンサー」(撮像素子、撮像センサー)と呼ばれる部品があります。レンズを外したときに、正面に見える”四角い物体”のことです。サイズとは、目で見える物理的な大小(縦×横の面接)そのもののことです。

イメージセンサーは、撮れる写真の善し悪しを決めるものです。メーカーや機種のよって多少の差はあるものの、イメージセンサーのサイズが大きければ大きいほど、画質は良くなります。

 

(もっと厳密にいえば各社のソフトウェア的な画像処理エンジンの質によっても画質は変わります。かつてはフジフィルムやキヤノンが発色が良いだの云々の話はあるにはあったのですが、センサーサイズの違いから比べれば五十歩百歩のレベルといえます)

イメージセンサー
via SONY

これは参考までに覚えておけばよい知識ですが、写真の画質を決める要素は、基本的には次の4つと考えられています。

1.色表現の正確さ(=階調性の高さ)
2.ボケの大きさ(=被写界深度の自由度の高さ)
3.明るい所と暗い所の両立の度合い(=ダイナミックレンジの広さ)
4.暗い時のノイズの少なさ(=高感度性能)

これらの要素すべて、カメラの本体の「イメージセンサー」の大きくなるにつれ向上していきます。イメージセンサーが大きくなれば、それに伴ってよりたくさんの光を取り込むことができるからです。

例えば、ミラーレス一眼や一眼レフで標準的に使われているAPS-C(23.4mm×16.7mm)のセンサーは、スマートフォンやコンパクトデジカメに採用されている1/2.3型(6.2mm×4.6mm)の約「14倍」の面積があります。そこに同じ画素数を詰め込むのであれば、1画素あたり14倍の受光量ですから、それだけ高画質になります。フルサイズのカメラですと、画素数が5000万画素オーバーなど、非常に解像感やの暗所撮影にも強い画質が得られます

センサーサイズ

 

「イメージセンサーが大きいほど画質がよくなる」という事実がある一方で、「大きければ大きいほど良いか?」といわれるとそう単純でもありません。

たとえば、35mmフルサイズと呼ばれる大きなセンサーを積んだカメラの場合、本体のサイズも巨大化するため、重くて携帯性が犠牲になります。大きいものだと本体だけで1キロを超えるので、気軽に持ち運ぶことには適しません。また、設計の都合でレンズを小さく作ることが難しくなるため、35mmフルサイズに対応するレンズも巨大に。

さらに、カメラ本体の値段がべらぼうに高いです。。

35mmフルサイズセンサーの代表モデルの価格(ボディのみ)

  • キヤノン「EOS 5D IV」・・・¥385,465〜
  • ニコン「D810」      ・・・¥239,770〜
  • ソニー「α7R II」         ・・・¥377,971〜

 

結論:初心者には「APS-C」か「マイクロフォーサーズ」がオススメ!

かたや、1型や2/3型のような小さすぎるイメージセンサーのカメラですと、スマホと代わり映えしない画質になってしまいます。

また、「大は小をかねる」とも言いますが、フルサイズのイメージセンサーを積んだカメラは高価過ぎますし、初心者にはオーバースペックです。プロ向けの仕様になるので操作系もかなり複雑なので、そもそも使いこなせないでしょう。

そういったことを考えると、素人が買うカメラであれば、適度な大きなのイメージセンサーを積んだカメラで、ある程度の画質が得られるものが最適なチョイスとなります。結論としては、「APS-C」と「マイクロフォーサーズ」と呼ばれる大きのセンサーサイズが適当と考えられます。

ボディの種類 重さ 値段 画質
マイクロ
フォーサーズ
◎軽い ◎入門クラスは ○良い
APS-C ○普通 ◎入門クラスは ○良い
35mmフルサイズ ☓重い △高い ◎さらに良い

これであれば、お値段もそこそこ程度というか、手の届く範囲には収まっていると思われますし、画質も抜群です。

「APS-C」「マイクロフォーサーズ」の代表モデルの価格(レンズ込み)

  • キヤノン「EOS Kiss X8i」                ・・・¥8,7980〜
  • パナソニック「LUMIX DC-GF9W 」  ・・・¥71,800〜
  • オリンパス「OLYMPUS PEN E-PL8」 ・・・¥68,931〜
  • ソニー「α5100」         ・・・¥54,360〜

 

センサーサイズが大きいと、それだけ詰め込める画素数(ドットの細かさ)を増やすことができるのですが、「画素数の多さ=画質の良さ」というわけでもありません。既存の製品を見渡してみると、センサーサイズがAPS-Cサイズやマイクロフォーサーズのセンサーですと、1,600~2,400万画素ぐらいの画素数が設定されているようです。

次に、「どの程度の画素数があれば十分か?」という論点がありますが、それは用途によって変わります。SNSやブログにアップして、スマホやパソコンで見る程度であれば、1,500万画素もあれば十分です。

その後、カメラの操作にも慣れてきて物足りなくなっり、大きく引き伸ばして現像を楽しみたいなどの欲が出てきた時点で、フルサイズへのレベルアップも検討すればよいでしょう。

ポイント② 「ミラーレス一眼」か「一眼レフ」か?

レンズ交換式カメラには、次の2種類があります。

  • 一眼レフ
  • ミラーレス一眼

一眼レフは、カメラ機構にミラー、ペンタプリズムなど鏡の反射の原理を利用して撮影を行うレンズ交換式カメラです。ミラーの稼働には機械が使われるため、構造的に本体が物理的な制約を受けます。撮影の瞬間に機械制御でミラーが跳ね上がるため、シャッターのときにカシャっという音がします。

ミラーレス一眼は、「撮像素子」と「電子ファインダー」により撮影を行うタイプのレンズ交換式カメラのことを指します。本体部分は一眼レフと比べて簡素で部品数が少なくて済むため、本体を小型化・軽量化できる、安価であるなど特徴があります。また、シャッター音も静かで、至近距離でのペットや寝ている赤ちゃん、音楽会などシャッター音がはばかられる撮影にも威力を発揮します。

ミラーレス一眼と一眼レフの違い

結論:初心者には「ミラーレス一眼」がオススメ!

一眼レフとミラーレス一眼には、それぞれメリットとデメリットがあります。使う用途によって考え方は違うものの、カメラ初心者には、一眼レフよりも「ミラーレス一眼」をオススメします。

その理由は、ちょっと長くなってしまうの詳細省きますが、別の記事に書きましたので知りたい人はご参照ください。

http://microiti.com/merit-demerit

要約すると、次の理由からそういった結論となります。

  • 理由1 ミラーレスはめちゃめちゃ軽いから
  • 理由2 ミラーレスはデザインがカッコいいから
  • 理由3 ミラーレスは電子ファインダーが便利だから
  • 理由4 ミラーレスはいい動画が撮れるから
  • 理由5 ミラーレスの弱点と言われてる点は、いずれ解消するから
  • 理由6 一眼レフにはもう大きな技術革新がないから

ポイント③ レンズの種類が充実しているメーカーか?

レンズの種類

レンズ交換式カメラを購入する際に検討するとき、どうしても製品本体の性能でもって比較しがちですが、実はもっと大事なものがあります。それは豊富なレンズラインナップがあるかどうかです。

写真の画質はレンズの描写性能にも大きく依存するからです。いくら高性能な撮像素子を搭載したカメラ本体であっても、ショボいレンズを使っていては、ショボい写真しか撮れないのです。また、カメラの種類が豊富であると、被写体を大きく写せる「マクロレンズ」や、背景をぼかすことができる「単焦点レンズ」、広く背景を写すことができる「広角レンズ」などをカメラと組み合わせることで、スマホやデジカメとはひと味もふた味も違った、キャッチーな構図の写真が撮れるようになります。

なお、その点ですとコンデジ(コンパクトデジカメ)は、レンズが固定されていて、ズームぐらいの機能しかないので、撮れる写真が限定されます。

交換レンズのマウントは、基本的に各メーカー専用です。例外として、マイクロフォーサーズだけはメーカーを超えて(パナソニックとオリンパス)共通規格を定めたレンズシステムを共有しています。が、その他のメーカーは、ソニーはソニー用のレンズ(Eマウント)、キャノンはキャノン用のレンズ(EFマウント)、ニコンはニコン用のレンズ(Fマウント)にしか使えません。(なお、マウントアダプターというものを介せば他マウントも使えないこともないですが、いくつか課題が残ります)

よって、いくらカメラ本体の性能が高くても、豊富なレンズラインナップを提供していないメーカーは選択肢から外すべき、という結論になります。

結論:「パナソニック、オリンパス、富士フィルム、ソニー」から選ぶのがオススメ!

ミラーレス一眼で、各メーカーが発売している、エントリーモデル向けの交換レンズの本数は次の表のとおりです。

  マウントの種類 レンズ本数 評価
パナソニック マイクロ フォーサーズ 66本
オリンパス
富士フィルム Xマウント 27本
ソニー Eマウント 24本
ニコン ニコン1マウント 11本
キャノン EF-Mマウント 8本
ペンタックス Qマウント 7本

※サードパーティ製を含む。

交換レンズのラインナップは少なくとも20本以上は欲しいところです。したがって、現時点では、ニコン、キャノン、ペンタックスは選択肢から外れます。したがって、ある程度レンズの種類が充実している、次の4メーカーの製品を購入することをオススメします。

  • パナソニック
  • オリンパス
  • 富士フィルム
  • ソニー

3つのポイントを踏まえて。オススメの機種は?

以上をおさらいすると、レンズ購入式カメラを購入するポイントとしては、

  • ポイント① イメージセンサーの大きさ(=画質の良さ)
  • ポイント② ミラーレス一眼か一眼レフか?
  • ポイント③ レンズの種類が充実しているか

を押さえておけば情報としては十分かと思います。結論を要約すると、イメージセンサーは「APS-C」または「マイクロフォーサーズ」を搭載したもの。レンズの種類が充実しているメーカーという観点では、「パナソニック、オリンパス、富士フィルム、ソニー」の中から選ぶべき、というところまでを解説しました。

その上で、どの機種を選ぶべきという話になると、上記の4つのメーカーの中からは合わせて何十種類という機種が発売されているため、そこからさらに購入対象を絞り込む必要があります。

選択のモノサシとしては、「主に何を撮りたいか?」という用途によって選ぶことがいいのではないかと思います。発売されているカメラは機種それぞれに特徴があり、画質はもちろんのこと、機能面でセールスのポイントが異なるからです。

例えば、「オートフォーカス速くて、動きモノ(動物や子どもなど)に強いカメラ」、「色表現や階調性が高くてスナップショットや風景撮影などに強いカメラ」、「ムービーも綺麗に残したいので写真だけでなく動画にも強いカメラ」、「自撮り(セルフィー)に向いているカメラ」といったようなものが考えられます。

撮りたいモノは特に決まっていない、あるけど一つに決められない、とうことであれば「コスパの良いカメラ」をひとまずチョイスすればよいと思います。

次の記事で紹介していますので、併せて参考にしてください。(順次、追加予定。。。)

http://microiti.com/take-selfie