OLYMPUS「PEN-F」

2016年10月19日

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主な特徴

・2030万画素 4/3型Live MOS センサー(TruePic VII)
・5軸手ぶれ補正(5段分の効果)
・EVF 236万ドットの有機EL、倍率は1.23倍(35mm判換算約0.62倍)
・3インチ バリアングル式 104万どドット タッチパネル
・50Mハイレゾショット : JPEG 8160x6120px、RAW 10368x7776px

機能紹介ムービー

PEN-Fは、フィルムカメラ時代の「画づくりの楽しさ」を再現できるようなカメラです。フィルムで写真を撮っていたときの、フィルムを選んだり、現像方法に凝ったりと、一枚一枚の写真をつくっていく楽しみを、デジタルでも再現できることをモチーフとしています。

PEN-Fには「モノクロ/カラープロファイルコントロール」という機能によって、モノクロ撮影では、カラーフィルター、シェーディング効果、粒状感を追加することができます。また、カラー撮影では、色の彩度の調整もできます。デジタルでも、RAWデータによりPCで写真を現像することはできますが、PEN-Fでは写真を撮ったその場で、現像を楽しんだり、SNSにアップしたりすることができます。

もちろん、趣味性だけでなく、新開発の20Mセンサーや手ぶれ補正機構、50Mハイレゾショットなども豊富に盛り込まれた、実用性も兼ね揃えたカメラです。

デザインとインターフェース

 「オリンパスペン F」は、オリンパスが1963年に発売した名機といわれるハーフサイズ・カメラと同じ名前をもつミラーレスカメラです。PENシリーズのラインナップでは初めて、EVFをボディ内に搭載。

オリンパスの「OM-D」シリーズは、実用性をとことん追求したカメラといえますが、PEN-Fはそこに趣味性やファッション性も加味した造りになっていて、レトロなデザインはかなり凝ったものになっています。

ボディは、トップカバーとフロントカバーはマグネシウム、底面と削り出しのダイヤルにはアルミ素材です。デザインはつくりてのこだわりが随所に感じられ、フィルムカメラのエッセンスを取り入れ、フィルム時代の名機「ペンF」をモチーフにしています。当時の製品は円形のパーツが多かったことを盛り込み、電源ボタンやEVFも円形です。
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ボディ底面にはまったくネジ穴がなく、細部に拘った古めかしいようでモダンな造りとなっています。

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撮影可能枚数は約330枚。外形寸法は124.8×72.1×37.3mm。質量は約427g(充電池およびメモリーカード含む)、約373g(本体のみ)。

内蔵フラッシュは非搭載ですが、代わりにガイドナンバー9.1(ISO100・m)の外付けフラッシュ「FL-LM3」が付属します。OM-D E-M5 Mark IIにも同梱されているフラッシュで、上90度、左右180度へのバウンス発光もできて部屋撮りには便利です。
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EVFは236万ドットの有機ELで、倍率は1.23倍(35mm判換算約0.62倍)。レリーズタイムラグは、ミラーレス一眼カメラで最短となる0.044秒。
ただし、同じく2000万画素センサーを搭載したパナソニック「GX8」が、ファインダー倍率 1.54倍 (35mm換算 : 0.77倍)であることを考えると、PEN-Fはコンパクトであるもののファインダー倍率には物足りなさもあるかもしれませんが、コンパクトサイズにしては十分かと思われます。

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操作系は、モードダイヤル、露出補正ダイヤル、シャッターボタンなどに加え、フィルム巻き戻しノブのような電源スイッチなどこだわりを感じます。モードダイヤルのロック、C1~C4のカスタムポジションが設けられています。

画質とスピード

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 オリンパス初となる、新開発の「2030万画素 Live MOSセンサー」、5軸VCM手ぶれ補正機構により、シャッタースピード最大5.0段分のぶれ補正が可能で、5軸シンクロ手ぶれ補正にも対応しています。

OM-D E-M5 Mark IIで採用された「ハイレゾショット」も搭載し50Mピクセルにパワーアップ。ハイレゾショットとは、手ブレ補正機構を利用し、センサーを動かしながら8枚の写真を合成することで5000万画素相当の高解像度な画像を得る機能。

シャッタースピードは、最速1/8000秒の高速メカニカルシャッター。メカシャッター時10コマ/秒、C-AF時5コマ/秒、静音撮影モード時20コマ/秒の高速連写機能があります。

シリーズ初の新機能としては、「モノクロプロファイルコントロール」と「カラープロファイルコントロール」。フィルム選び・現像・焼付けから、思い通りの一枚を仕上げるフィルムカメラの味わいを、EVF内で再現できる機能です。いずれもダイヤルとレバーで調整します。

動画は、FullHDでの撮影のほか、タイムラプス動画やクリップス(ショートムービー機能)にも対応。動画記録時にはセンサーシフト式および電子式によるマルチモーションIS(M-IS1)も働きます。

dpreviewが動画撮影時の手振れ効果が分かる検証動画を紹介していますが、これをみると効果は一目瞭然です。

手振れ補正なし → M-IS1モード(5軸手振れ補正+電子手振れ補正) → M-IS2モード(5軸手手振れ補正のみ)の順に撮り比べしています。