開発陣によるインタビューでわかるキャノン EOS Mの戦略

2017年2月11日

デジカメWatchによるEOS M開発陣へのインタビューで、EOS Mの商品ラインナップにおける立ち位置、および今後のシェア獲得の指向などが明らかになっています。

http://dc.watch.impress.co.jp/docs/news/20120810_551672.html

<以下まとめ。>

・メインターゲットは“カメラ女子”(カメラや写真に目覚め始めた、20~30代の女性層)。

・ミラーレスでの国内シェア(月平均)15%を目指す

・2012年のレンズ交換式カメラ(一眼レフカメラ+ミラーレスカメラ)のボリュームは世界で2,000万台ととらえており、そのうちミラーレスカメラが400万台と予想している。

・小型化に対しては確かに4:3のセンサーの方が有利。しかし、EFレンズの機能は100%活用したい。高画質は譲りたくない。APS-Cセンサー以外に選択肢はなかった。

・より撮影領域が広いのは光学ファインダーのEOS Kissだと思っていますから、EOS Mはどちらかといえばスナップ撮影だとか、もう少し限られた範囲での趣味を撮ろうという方向けという分け方。

<まとめ終わり>

キャノンの戦略としては、あくまでOVFを主力製品としてとらえており、ミラーレス機は全体の中の一部でしかない、と。小型化についてもEOS Kissシリーズでの追求も限界と考えていないとのこと。
開発企画の持ち上がった段階は明示されていませんでしたが、将来性というよりは、ミラーレス一眼のマーケットシェアが伸びていくなかで、アドバルーン的に投入したような印象を持ちました。

というわけで、キャノンの持つレンズ開発力には期待したい一方、ミラーレス機への本気度はいまいち低い様子でした。