ソニー「E 35mm f/1.8 OSS」レンズの製品レビュー(ephotozine)

2017年6月1日

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ephotozine:Sony E 35mm f/1.8 OSS Lens Review

<特徴>
・155gの軽量ボディにも関わらず、レンズはかなりしっかりと組み立てられているように感じる。コンパクトな設計なので、NEXシリーズの最軽量モデルとの相性は完璧で、テストに仕様したNEX-6とのマッチングも良好だった。
・50cm以上の距離では、オートフォーカスはとても速くて正確に機能した。しかし、距離を近づけるとピント合わせに手間取る場面があった。マニュアルでのピント合わせは、フォーカスリングのスムーズな駆動と適度な重さのおかげで、とても快適であった。再単焦点距離は30mm。
・スローシャッタースピードでの撮影が必要な場面のため、光学手ぶれ補正が搭載されている。1/6秒のシャッター速度でもシャープな撮影ができた。これは手持ち撮影に比べておおまかに3段分の効果である。

<性能>
・開放f1.8でも中央部は十分にシャープであり、周辺部もそれほど劣っていない。このような大口径レンズとしては優れている。絞り込むと全域でシャープネスが増し、F4でピークの高解像となる。

ephotozine:Sony E 35mm f/1.8 OSS Lens Review

・周辺光量落ちは、開放でもまずまず良好であり、周辺で1.26EVだ。f4.0まで絞り込めば均一になる。
・歪曲は極めて少なく0.981%と極小となっている。自然の写真は見た目にはほとんどわからず、まっすぐ線でやっと識別できる程度だ。
・付属するレンズフードは、フレアの原因となる紫外線を防ぐのには極めて有効だ。しかし、レンズはフードがなくともフレアには強く、太陽をフレームに入れてもコントラストは良好に保たれていた。

<総評>
・一般的な単焦点レンズと比べると、価格はやや高いように感じられるが、レンズの光学性能を考えると価格に見合うものだ。
・解像力は開放からとてもシャープで、絞ったときにはさらに際立つ。色収差や周辺光量落ち、歪曲などの収差も良好。さらに、軽量かつコンパクトなので、このレンズは全ての本格的なNEXユーザーに理想的なレンズだ。

○良い点
・筐体が良い造り
・極めて良好な解像力
・軽量コンパクト
・色収差が少ない
・歪曲が少ない
・素晴らしい手ぶれ補正

○悪い点
・価格がやや高い
・近距離(50cm未満)のフォーカス精度