ソニー「E 16-50mm F3.5-5.6 OSS」の製品レビュー

2017年6月1日

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ePHOTOzine:Sony E 16-50mm f/3.5-5.6 OSS Lens Review

SELP1650

特徴

  • レンズの造りは素晴らしく、本体部分は光沢仕上げの黒いプラスチックで、マウント部分は金属だ。重量は116gであり、テスト機に使用したNEX-6のコンパクトボディにぴったりなコンパクトさだった。
  • レンズは折り畳み式で、コンパクトに収納される。電源をONにしてからレンズが伸びて撮影可能になるまで、約3秒ほどを要した。これは気にならない程度の遅れとも捉えられるが、シャッターチャンスを逃したくないと思う場面では、フラストレーションが溜まるかもしれない。
  • 一度レンズが伸びると、AF(オートフォーカス)は非常に高速かつ正確であった。レンズ左側にあるパワーズームの操作性も良好であった。MF(マニュアルフォーカス)はピントリングがスムーズすぎて、合わせにくいことがあった。最短焦点距離は、ズームに合わせて25〜30mmであった。
  • レンズフードは付属しない。
  • 「光学式手ぶれ補正」のおかげで、手持ち撮影であっても、50mmの望遠端でも1/10秒のシャッタースピードでシャープな画質が得られた。これはおおまかにいって、3段分の効果だ。

性能

    • 焦点距離16mmでは、中央部のシャープネスは開放から素晴らしかった。ただ、周辺部はこれと異なり、まずまずの良好さであった。絞り込むと全体的に改善し、ピークのF5.6-F8で周辺部はとても良い値になった。
    • 焦点距離28mmでは、中央の解像力はやや低下したが、周辺部の開放のシャープネスは改善し、良好なレベルに届いた。

○16mmでの解像力
highres-Sony1650mmOSS_MTF16mm_1352801548
http://www.ephotozine.com/articles/sony-e-16-50mm-f-3-5-5-6-oss-lens-review-20667/images/highres-Sony1650mmOSS_MTF16mm_1352801548.jpg

  • 色収差は、全体的に1/2ピクセルを超える程度に抑えられており、よく補正されていた。

総評

  • 光学性能は大成功とまでは呼べないもおだが、価格はキットレンズとして手頃で、解像力や色収差、歪曲の性能は必要十分だ。
  • 電動ズームレンズとしてサイズ設計だけを見れば、コンパクトさを求めるユーザーにはうってつけだろう。しかし、電源を入れた際に撮影可能になるまで遅さを不満に思う人もいるかもしれない。
  • 標準ズームの携帯性を優先するなら、NEXユーザーはこのレンズを選んでおけば間違いないだろう。

○良い点
・ボディの造りの良さ、
・コンパクトさ
・116gの軽量さ
・手ブレ補正が効果的
・手頃な価格

○悪い点
・電源をONにしてから撮影可能になるまで時間がかかること
・逆光でコントラストが低下すること