SONY「α5100」を徹底レビュー – コスパが高くて画質も良い初心者向けカメラ

2017年6月21日

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sony α5100

「α 5100」は、ソニーのミラーレス一眼αシリーズのエントリーモデル。
2013年に発売された α NEX-5Tの後継モデルで、2014年9月に発売されました。

  α5100
メーカー Sony
発売日 2014年9月5日
参考価格
(ボディのみ)
45,000円前後
キットレンズ E PZ 16-50mm F3.5-5.6 OSS
E 55-210mm F4.5-6.3 OSS

デザイン、とインターフェース

  α5100
防塵防滴
バッテリー NP-FW50
(1020mAh)
撮影枚数(CIPA基準) 400枚
USB充電
対応記録メディア SD×1
重さ
(バッテリー、記録メディア含む)
283 g
重さ
(本体のみ)
224g
サイズ
(幅x高さx奥行き)
109.6×62.8×35.7mm

重さは283g(バッテリパックとメモリーカード込みで)と、APS-Cサイズのセンサーを搭載するミラーレスの中ではかなりコンパクトです。同等クラスの他メーカーでは、富士フイルムのX-A2は約350g、キヤノンのEOS M3は366gとなっています。

α5100は、キットレンズ込みでも399gです。キットレンズの16-50mmも小型に設計されているため、大きめの上着ポケットであれば、装着したまま収納も可能です。

本体はコンパクトですが、電子ビューファインダーが搭載されていないので、撮影には液晶モニターを使うことになります。ほとんどの場合はそれで困ることはありませんが、晴天で日差しが強い時には太陽が液晶モニターに反射して、ほとんど何にも見えない、なんてことが起こり得ます。

α5100のバッテリーライフは、CIPA基準で液晶モニターで約400枚の撮影枚数。

上位モデルのα6000シリーズとの違いは、α5100は操作系が簡素でボタン類の数が少ないことです。ほとんどの操作をボタンやダイヤルではなく、液晶モニターのメニュー画面から行うこととなるため、細かく設定を変えながら撮影したい場合には不向きです。

でも、α5100はオート撮影でも適度な設定で素晴らしい画質が得られるため、オートでしか撮らないという人には問題ないでしょう。

画質と、スピード

  α5100
有効画素数 2,430万画素
センサータイプ Exmor CMOSセンサー
センサーサイズ APS-C
(23.5 ~ 15.6 mm)
ISO感度
(拡張最高感度)
100~25600
ローパスレス
手ぶれ補正
画像処理プロセッサ BIONZ X
その他  

α5100は、画素数もセンサーサイズも画像処理エンジンもすべて、上位機種のα6000とスペックが一緒です。
センサーは有効約2,430 万画素で、ISO感度は100~25600、画像処理エンジンも同じく「BIONZ X」。
ただし、連写性能には違いがあります。α5100の秒間コマ数は、AF追従で最高で約6コマ/秒、α6000は約11コマ/秒で、2倍くらいの性能差があります。また、露出補正の補正幅は、α5100は静止画で±3.0EV、α6000は±5.0EVです。

DxOMarkに掲載されているソニーα5100のセンサースコアは、総合スコアは 80ポイント であり、APS-Cとしてはとても良好なスコア。色再現の23.8bitsは素晴らしく、高感度も同様だ。ダイナミックレンジの12.7EVは良好な数値であるものの、ライバルのAPS-Cセンサー機と比べても標準的です。

http://www.dxomark.com/Reviews/Sony-A5100-sensor-review-Uncompromising-performance/Sony-A5100-versus-Olympus-OM-D-E-M10-versus-Panasonic-Lumix-DMC-GM1

 

Sony A51002

キットレンズSELP1650は、かなりコンパクトなうえに手振れ補正機能を搭載しています。しかし、2430万画素センサーのポテンシャルを引き出すには、画質が十分ではないという批判が多々あります。画質よりもコンパクトさを追求した結果と思われますが、ちょっと残念なところ。より良い画質を求めるのであれば、単焦点レンズの購入を勧めます。

  α5100
AF方式 ファストハイブリッドAF
(位相差 AF+ コントラストAF)
AF合焦速度
(CIPA規格)
0.07秒
AF測距点 位相差 179点
コントラスト 25点
測距範囲 EV -1~20
シャッタースピード 1/4000~30秒
電子先幕シャッター
フラッシュ同調速度 1/160秒以下
連続撮影コマ数 6コマ/秒(AF追従)
その他  

液晶モニター

液晶モニターは3.0型で約92万ドット。上に約180度に反転して自分撮りができます。また、タッチパネル式にも対応。

  α5100
画面サイズ 3.0 インチ
ドット数 92万ドット
可動式モニタ チルト式
タッチ操作

動画性能

  α5100
映像記録方式 XAVC S: H.264
AVCHD: H.264
MP4: H.264
音声記録方式 XAVC S: LPCM 2ch
AVCHD: Dolby Digital (AC-3) 2ch
MP4: AAC-LC 2ch
動画記録サイズ/
フレームレート
FHD 60p
HD 120p
備考  

動画撮影に使うならα5100はぜひおすすめできます。「XAVC S」の動画形式に対応し、フルHD1280×720で120pと高ビットレートでの撮影が可能となっています。

シネマ機材の専門サイトCNEMA5DがSONY α5100のテスト結果が紹介されています。
http://www.cinema5d.com/lab-review-sony-a5100-video-dynamic-range-power/

 これによると、ダイナミックレンジの比較では、5万円台で購入できるエントリーモデルであるα5100のダイナミックレンジが、キヤノンEOS 5D Mark III、C300、パナソニックGH4の上位モデルを上回っています。

パフォーマンス

  α5100
映像/音声出力
・デジタル端子
Micro USB
外部マイク入力端子 3.5mm
HDMI タイプD
Wi-Fi
Buletuooth
GPS
電子水準器
内蔵フラッシュ
(GN 4)
その他  

Wi-Fi、NFCを搭載し、スマートフォンでもリモート撮影やダイレクト転送などにも対応。また、スマートフォンアプリ『PlayMemories Camera Apps』で、「多重露光」「スイングパノラマ」「全画素超解像ズーム」「手持ち夜景」などの機能も追加できます。

これは買うべき?

あるふ5100は、上位機種のα6000はと同等の画質で、大きな違いは電子ビューファインダーがないことです。

動画は、「XAVC S」の動画形式に対応し、フルハイビジョンでの高ビットレートでの記録が可能となりアップデートされています。

液晶モニター180度回転するので自撮りが可能で、タッチシャッターにも搭載します。操作系が簡素になっていて、頻繁に設定を変えながら撮影することには不向きかもしれません。ただ、オートのクオリティが信頼できるので、カメラ初心者には問題ないでしょう。

α5100は実勢価格も5万円ほどで安いので、初めてレンズ交換式のカメラを買う人や、サブ機として2台目を探している人に、おすすめできる機種です。

良いところ
・自撮りができるチルト液晶、タッチシャッターもある
・XAVC Sに対応し、動画性能が高い
・バッテリーの持ちがいい

微妙なところ
・連射が少ない
・キットレンズの画質がイマイチ
・ボディの造りがちょっとチープ

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