「星空」(天体)を撮影する

スポンサーリンク

「星空」(天体)を撮影する

星天写真の撮影方法を説明します。

Night Sky over Highway 270
(Photo by fksr)

【場所】
星の撮影では、フレームの中に街の灯が入り込んでしまうと、明るすぎて露出オーバーになってしまいます。したがって、市街地から少なくとも100kmは離れる必要があります。

【時期】
晴天の日であることが大前提であり、また、月が出ていると明るすぎて星がうまく写らないので、月のない「新月」の日でなくてはなりません。

【基本設定】
基本の露出は、「マニュアル露出」モードで、次のとおりに設定します。
・F2
・ISO3200
・15秒

天の川を撮影するにはある程度の画角の広さが必要になるため、使用するレンズは「24〜28mm」の広角のものを使います。三脚でカメラを固定します。ピントは無限遠(∞)です。シャッターはレリーズを使用するか、時限シャッターにより手振れが起こらないようにします。
また、撮影時にソフトフィルターを装着すると、星がにじんでより目立つようになります。
なお、上記露出はバリエーションにより微調整してもかまいませんが、地球の自転により星は少しずつ動いているため、露光時間が長いと星が流れてしまいます。露光時間はマックスで30秒までとします。

応用編 – 前景と星の撮影

星の写真のなかでも、星だけでなく景色などの含めて撮ることを「星景写真」と呼びます。
ここでは、星天の手前に前景を含めて撮影する方法を説明します。

Ancient Sky Map
(Photo by Grant Kaye Photography)

星天の撮影では、非常に暗いなかで撮影するため、露光時間を長くしても星以外は暗すぎて浮かびあがりません。そういった場合は、懐中電灯で手前を照らして、明るさを加えるというテクニックがあります。

【基本設定】
基本の露出は、「マニュアル露出」モードで、次のとおりに設定します。
・F4
・ISO6400
・30秒

基本の露出設定では被写界深度が浅くなってしまい、星景の奥行きが表現されなくなってしまうので、絞り値をF4まで上げます。そうすると、露光が足らなくなってしまうので、ISO感度を6400に、露光時間を30秒まで増やします。

その他、便利グッズなど

 露光時間が長いと星が流れてしまい星空写真にならないのですが、地球の自転を補正して回転するカメラ雲台ポラリエなる製品があります。実勢価格5万円とやや値が張りますが、これを使えばもっと長い露光が可能となります。

 天体撮影用のフィルター
光害をカットする天体撮影用フィルター

 参考になるサイト
ウユニ塩湖に星空を撮りにいってきた(ウユニでの星景写真撮影マニュアル)
石垣・八重山諸島の星空


PAGE TOP