「蛍(ホタル)」を撮影する

2017年3月4日

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ホタル 蛍 firefly

ホタル恋 [ホタル来い] 090627s

ホタルの撮影に必要な機材

少なくとも、次の3つが必要です。

【必須】
・カメラ本体
・レンズ(なるべく明るいもの)
・三脚

花火の撮影は、10秒を超える長時間露光になるため手持ちでの撮影は不可能です。ブレの影響を受けずに撮影するために三脚が必須となります。

【あればなお良いモノ】
・レリーズorリモコン

レリーズは、シャッターを押したときにカメラが動いて像がブレるのを防ぐために、持っていた方が撮影効率は向上しますが、わざわざ購入するのが面倒な場合は省略しても大丈夫です。レリーズが無い場合はセルフタイマーを利用しましょう。2秒のセルフタイマーを利用すると、シャッターボタンを押してから2秒後に撮影されるので、シャッターボタンを押す際に発生するブレを避けることができます。

撮影前の準備

(1)場所の確保
 ホタルの撮影は、場所確保が重要です。三脚を設置しても大丈夫な足場の良いポイントを探す必要があります。

 また、撮影時間帯によって周辺の雰囲気も写し出すことができます。日が完全に落ちると周辺が真っ暗になってしまいます。真っ暗闇の中にホタルの光源だけが写っていると、少し寂しい構図になってしまいます。日没から少し経った若干光の残った時間帯がベストです。

 なお、日没後の場合は月の欠け具合によっても、作風が大きく変わります。新月では周囲は真っ暗ですが、満月の場合は月の光で周囲が照らされるため周囲まで写す事が可能です。

(2)カメラのセッティング
 次に、カメラを三脚にセットして、カメラ本体とレンズの設定を行います。カメラの設置は縦でも横でもかまいませんが、地面と水平になるように角度を調整します。

ピントはAF(オートフォーカス)でも構いませんが、ホタルの撮影は暗い撮影環境のため機能しない場合があります。AFでピントを検出できなかった場合は、MF(マニュアルフォーカス)に切り替えて撮影してください。ピントは、ホタルの光がくっきりとなるポイントを探して合わせます。

(3)モード設定
・撮影モードには「マニュアルモード」を使います(ダイヤルにはMと表記されているもの)。
・シャッタースピードは、「バルブ」に設定。
・絞り値は開放(F値の一番小さな数字)を使用します。また、ホタルの光は非常に弱いため、絞りは可能な限り開いて撮影する必要があります。ISOは400~800を目安にして、それでも暗いようでしたら上げてください。
・露光時間は、「15〜30秒」ぐらい。

撮影の基本

 ホタルは、飛ぶタイミングや発光させるタイミングが予測しづらいため、タイミングよく狙ってシャッターを切ることは困難です。そのため、15秒から30秒程度の長いシャッタースピードを利用して、その間にホタルの発光が構図に収まるまで、同じ事を繰り返します。自分でタイミングを図るよりも、無駄玉になることをいとわず、何度も撮影して確率を上げる方が良い写真が撮れると思います。

応用編

Yume Cyanが名古屋で撮影したファンタジーチックなホタルの写真です。詳しい設定方法はわかりませんが、長時間露光によってかなり幻想的な雰囲気に仕上がっています。テクニック次第ではこうった作風の写真も撮れるのですね。

http://www.mymodernmet.com/profiles/blogs/yume-cyan-long-exposure-fireflies

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