「自撮り」におすすめなミラーレス一眼カメラ!人気ランキング3選

2017年8月10日

お出かけ時や旅先で役立つ、「自撮りできるミラーレス」をおすすめ順に紹介します。

最近は「スマートフォン+自撮り棒」でのセルフィーも流行っていますが、ディズニーランドなど自撮り棒の使用を禁止するところも出てきています。そんなときは、片手で持ててスマホよりも高画質な自撮りもできるミラーレス一眼が役に立ちます。

自撮りにオススメのカメラ

自撮り用カメラの3つの条件

自撮りに最適のカメラは次の3つの条件がそろったものを選ぶべきです。

自撮りに適したカメラの条件
1 液晶モニターが180°回転すること
2 片手で持てる大きさであること
3 広角のレンズで撮影エリアが広いこと

条件1 液晶モニターが180°回転すること

自撮りができるミラーレス一眼
via Sony

当たり前ですが、液晶モニターはレンズとは反対側に配置されているため、モニターが180度反転することは必須条件です。

最近はチルト液晶といって液晶の画面が回転するタイプのものが増えていて、こういったカメラでないとシャッターを切るまで写りが確認できませんので、自撮りはできません。

条件2 片手で持てる大きさであること(=一眼レフは不向き)

一眼レフでの自撮り

これも当たり前ですが、片手で持てる大きさであることが必須です。両手で自撮りは難しいので、サイズがデカかったり、重かったりするカメラは不向きです。

そうすると、カメラの選択肢としては小型で軽いミラーレス一眼の一択となります。大きくて重い一眼レフでは自撮りは、絶対に不可能ってことはありませんが、無理があります。

条件3 広角のレンズで撮影エリアが広いこと

自撮り撮影は、カメラと被写体との距離が近くなってしまうため、背景の景色も範囲内におさめるためには広角のレンズが望ましいです。カメラを買ったときに付いてくる付属のレンズが広角のものでないと、自撮りしたときに人しか写りません。

ここでいう、広角のレンズとは、その名のとおり「画角の広い」レンズのことです。レンズのスペックでいうところの焦点距離を表す数値がより小さいほど広角になります。

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一般的なレンズやスマートフォンのカメラ機能の場合 (via OLYMPUS)

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広角のレンズを使った場合 (via OLYMPUS)

なお、焦点距離を表す数値がどのくらい広角かどうかは、カメラの種類によって変わるものであるため、単純比較ができません。仮に画角が同じ30mmと書いてあったとしても、それを付けるカメラの種類によって見え方が変わってしまいます。そのため「35mm換算」という比較が可能な数値の置き換えをしてから比べる必要があります。

このことはちょっとマニアックな知識なので、詳しくは理解している必要はありませんが「レンズの画角を比べるときは必ず”35mm換算”という数値に置き換えたものを使う」ということを覚えておいてください

広角レンズとは

結論としては、自撮り用途であれば、(35mm換算をしたときの)画角が「24mm」よりも広い(=数値が小さい)レンズが望ましいです。

おすすめ機種の比較表

以下では、そういった条件を兼ね備えたミラーレス一眼カメラ、厳選3機種を紹介します。

  Panasonic
GF9
SONY
α5100
FUJIFILM
X-A3
有効画素数 1,605万画素 2,430万画素 2,420万画素
手ぶれ補正 なし
(レンズ側対応)
なし
(レンズ側対応)
なし
(レンズ側対応)
モニター 104万ドット
チルト可動
上180°
タッチパネル
104万ドット
チルト可動
上180°
タッチパネル
104万ドット
チルト可動
上180°
タッチパネル
撮影枚数
(バッテリー)
210枚 400枚 410枚
USB充電
重さ 269 g 283g 339g
Wi-Fi
レンズマウント マイクロ
フォーサーズ
(計70本)
Eマウント
(16本)
Xマウント
(25本)

キットレンズ
(35mm換算
の広角域)
※数値が小さい
ほど広角

LUMIX G
VARIO
12-32mm
(24mm)
E PZ
16-50mm
OSS
(24mm)
XC
16-50mm
OIS II
(24mm)
実勢価格
(レンズキット)
約70,000円 約60,000円 約70,000円
備考      

 

第1位 間違いなく自撮りに最強の一台
「Panasonic ルミックス GF9」

 

第1位は「パナソニック GF9」というカメラで、これはまさに自撮りのために作られたミラーレスとも思える性能です。180°回転する液晶モニターを搭載し、軽くて、広角のレンズもある、自撮りカメラの条件をすべて兼ね揃えています。

自撮りに特化したデザインと軽量ボディ

カラーはシルバー/オレンジの2種類。女性向けを意識したデザインで、ポップかつシンプルな印象です。ボディサイズや重量は前モデルのGF7とほぼ同じ。重量は約269g(バッテリー、記録メディア込み)、約239g(本体のみ)。ポケットに収まるぐらい小さいつくりです。

フラッシュは内蔵されますが、EVFとホットシューは非搭載。記録メディアはmicroSDカードのみ。撮影可能枚数は約210枚。USB充電に対応しました。

背面モニターは3型約104万ドットの180度チルト式タッチパネル。

モニターを上方に180度回転させると、勝手に「自分撮りモード」に切り替わります。液晶モニターの表示も自分撮りモード専用のものとなり、モニターを見ながら簡単に構図が決められます。 

また、自分撮りモードのときに限り、通常のシャッターボタンに加えて、Fn3(フォーカスセレクト)ボタンもシャッターボタンに切り替えることもできます。

カメラを自分に向けると、シャッターボタンはレンズの左側に来てしまうので、左手で押さないといけません。しかし、GF9であれば左右どちらでもボタンが使えるので右利きなら右側のボタンをシャッターとして活用するのがよいでしょう。

画質はどうなの?

撮像センサーは有効1,600万画素の4/3型Live MOS。ローパスフィルターレスで、上位機のLUMIX GH4と同等という画像処理エンジンを採用。感度はISO200〜25600(拡張設定でISO100)。

また作品志向の新機能では、比較明合成、カメラ内RAW現像のほか、パナソニックの新モノクロモード「L.モノクローム」をLUMIX GX7 Mark IIなどに続いて搭載。AF速度は向上しており、空間認識AFは進化している要素です。連写は5.8コマ/秒(シングルAF)、5コマ秒(コンティニュアスAF)。

画質的には前モデルGF7から大きな変化はありません。でも、エントリーモデルとしては十分な画質といえますし、不足はありません。

自撮り向けの各種機能

GF9には、自撮りに特化したフィルターが多数搭載されています。

①4Kフォト+セルフィー

パナソニックではすでにおなじみの「4Kフォトモード」を搭載。これは、秒間30コマ連写の写真からお気に入りの1枚を選べるモードです。GF9では、セルフィーモードと4Kフォトを組合せて使うことで、たくさん連写した自分撮り画像の中から、好きな一枚、決定的な一枚を選べるようになりました。

②自撮りパノラマ

最近の多くのカメラにはパノラマ撮影の機能がありますが、GF9では珍しくセルフィーでもパノラマセルフィーが撮れる機能もあります。広い景観や高い建築物を背景に自分撮りしたいときに活躍しそうです。

 

③美肌モード・スリモード

自分が望む肌の色・なめらかさに設定できる「美肌効果モード」を搭載。肌の質感を調整できます。

美肌効果は10段階の補正効果が選べますが、やり過ぎると不自然さが出てしまうので、適度な美肌感をさりげなく使う感じでしょうか。もちろん、効果を液晶モニターでチェックしながら調節できます。

さらに、小顔に見せることができる「スリムモード」など、ちょっと盛ったセルフィーにも。こちらも美肌モードと同じく10段階から選択できますが、効果を上げていくと明らかに顔が長くなったり不自然さが目立つので、モニターでチェックしながらさりげない調整をしながら使うのがオススメです。

Wi-Fiでスマホに転送

Panasonic Image App

もちろんWi-Fi機能も搭載。いい自分撮りが出来たらシェアしたい!と思ったらすぐにSNSに投稿できます。事前に専用アプリ「Panasonic IMAGE App」のダウンロードが必要です。

また、アプリでのカメラのリモート操作も可能で、スマホ内のセンサーが感知し、ジャンプしてシャッター動作する「ジャンプスナップ」など、スマホ連携によって撮影の幅も広がります。

22種類のクリエイティブコントロール

好みの色調に合わせた表現が楽しめる「クリエイティブコントロール」。写真にアーティスティックな効果を加え、それをモニターで確認しながら絵作りを楽しむことのできるこのクリエイティブコントロールは、22種類。

光に包まれた柔らかく懐かしい雰囲気をかもし出す「オールドデイズ」や荒い粒子でハイコントラストなモノクロ写真ならではの力強さを表現した「ラフモノクローム」、そして、淡い色調で空想の世界のような雰囲気に仕上げる「ファンタジー」など。

 

パナソニック GF9の総評

GF9は、まさに自撮りに特化したカメラで、「より美しく撮影したい」、「簡単に思い通りの高画質な写真をアップしたい」というニーズを全面に押し出したモデルです。

秒間30コマの高速連写で自分撮りができる「4Kセルフィー」機能なども充実していて、ノイズ耐性にも強い高画質、ポケットにも収まるコンパクトボディが魅力です。女性の手にすっぽりと収まるサイズ感で、カバンに入れてもかさばりません。

発売セットは、「ボディ単体のみ」とレンズが2つ付属する「ダブルレンズキット」の2種類です。ダブルレンズキットはは、1つはセルフィー向きの広角域を持つ標準ズーム。もう1本は単焦点レンズで、背景ボケの写真なども楽しめます。実勢価格はダブルレンズキットで7万円前後と値段も安く、コスパも高めです。

一方で、欠点としては、ボディのコンパクト性を追求した結果、バッテリーライフが210枚と少ないことがあります。旅行など長い時間撮影したい用途には不向きな面もあります。ただ、USB充電に対応していることから、スマホ用のモバイルバッテリーなどで充電ができ、欠点には配慮されているともいえます。

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第2位 暗所撮影にも強い「ソニー α5100」

sony α5100

α5100も、GF7と同様に180°回転する液晶モニターを搭載し、軽くて、広角のレンズもある、自撮りカメラの条件をすべて兼ね揃えています。

180度回転のチルト液晶が搭載で、広めのレンズが付属、Wi-Fi連携も可能という条件であれば「α5100」も候補に入るかと思います。コチラの方がオリンパスやパナソニックよりもAPS-Cの大きめセンサーを搭載しており、画質は上です。283gと軽く、軽快に使用できます。

バッテリーライフが長く、撮影可能枚数が400枚となっているメリットも大きく、自撮りの性能としてはGFと互角です。ただし、自撮りに特化した機能はGFシリーズほど多くはありません。また、GFはキットレンズが2本付きますが、α5100は標準ズームの1本のみです。

 

 

第3位 高画質で接写も得意
「富士フィルム X-A3」

X-A3

180度回転のチルト液晶が搭載で、広めのレンズが付属、Wi-Fi連携も可能という条件であれば「X-A3」もオススメです。ソニーと同様にAPS-Cの大きめセンサーを搭載しており、画質に定評があります。

富士フィルムのカメラは、画質が綺麗で、フィルムメーカーならではの「色」へのこだわりがポイントです。人肌を綺麗に撮るなら随一の性能といえます。暗い場所でノイズのなさもトップクラスで、画質にこだわるなら秀逸なカメラです。

欠点としては、エントリー向けレンズ(XCシリーズ)が少なく、ハイエンド向けのXFレンズはラインナップが豊富であるのの、価格がやや高く初心者には手を出しづらいところがあります。