「スポーツ」を撮影する

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スポーツイベントは、写真を撮る人にとってシャッターチャスの宝庫です。スポーツをする人のキャラクター、そこに込められた感情、それを取り巻く聴衆の雰囲気まですべて材料になります。

しかし、スポーツの写真は簡単では言えません。素早い動きの中でシャッターチャンスは一瞬です。選手は常に動き回り、捕捉し続けることは大変です。シャッターチャンスが訪れる瞬間を先に見越して、カメラを構えていなければなりません。

テクニックをきちんとマスターして、素晴らしい写真を持ち帰れるように準備しましょう。

1: ルールを押さえる

これから写真を撮るスポーツのルールを知らないのなら、基本的なところはあらかじめ覚えておく必要があります。そうすると、プレーヤーがどこに動くか予測することができます。とりわけ動きの速いスポーツにおいては、選手の動きをあらかじめ予測しなければ、決定的な瞬間をフレームに収めることは難しいです。

Puck Pursuit
(Photo by Scott Ableman.)

2: 近づく

迫力のある写真を撮りたいのであれば、選手の表情、風になびくスウェット、泥にまみれたウェアなどが写り込むぐらいのクローズアップすることが効果的です。
そのためには、早めに会場に着いて、選手を間近で見ることができる場所に陣取ることです。もちろん、望遠レンズは必須です。

Surfer 9059
(Photo by casch52.)

また、イベント開始前に、スポーツ会場の関係者や管理者などの人物を使って、テストショットと設定の調整を行いましょう。

3: 決定的瞬間を捕まえるには?

動きの速いスポーツで、決定的瞬間を一回のシャッターだけで写真に収めることは、ほとんど不可能です。基本は連射です。最高潮のシャッターチャンスが来そうなタイミングに合わせて3〜4枚ほど、シャッターを切りましょう。指をシャッターに乗せたまま、一定の動作が終わるまで撮り続けます。無駄玉は多いですが、あとでこれぞと思う写真を残して余分なものは削除します。

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(Photo by Stephen Desroches.)

とはいえ、スポーツイベントは長丁場なので、カメラを構えたままでいるのも限界があります。疲れ防止のため三脚があることが望ましいです。

4: 観衆も被写体になる

ときには、180°後ろを振り返って、スタジアムの観衆も写真に収めましょう。

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喝采から絶望まで様々な表情を見せる観客は素晴らしい素材になる (Photo by Jason St Peter.)

観衆を撮影するのにベストなタイミングは、得点が決まったときなどです。得点を決めたチームの歓喜するサポーター、落胆する相手チームのサポーター、両方が絵になります。その瞬間を見逃さなければ、豊かな感情のこもった一枚が撮れるはずです。

5: 早く到着して、遅く帰ろう

試合開始前や終了後など、選手がピッチにいないときであってこそ、ときには素晴らしい写真が撮れます。

Baseball Wrestling!
(Photo by Paul Sapiano.)

試合開始前は、ウォーミングアップ中の選手、コンディションを設定するスタッフ、主催者など、準備シーンを撮影できないか周囲を探してみましょう。試合終了後も、勝利を喜ぶサポーター、負けを悔しがるサポーター、チームフラッグを投げ捨てるサポーター、孤独にスタジアムをさまようサポーター、なども印象的な被写体です。

引用:Sports Event Photography Tips(Photography Mad)