「運動会」におすすめのカメラを厳選!ベストショットが撮れるミラーレス一眼

2017年9月16日

秋といえば運動会のシーズン。最近は春に運動会を開催するパターンも増えてきたらしいですが、まだまだ9月、10月に行うところは多いと思います。また、秋は行楽もあり何かとイベントが増える季節かと思います。

運動会といえば、幼稚園や小学校にあがった子ども奮闘する姿を写真に収めることができる少ないチャンスです。せっかく撮るならスマホやコンデジよりも「いい写真が撮りたい」と、一眼レフやミラーレスなど本格的なレンズ交換式カメラを買おうと考える人も多いのではないでしょうか。

運動会の写真は、子どもにグッと寄って撮影する場面が多いので、レンズ交換式のカメラが大活躍します。最近はスマホでもスナップ写真ぐらいであれば、キレイに撮ることができます。ところが、被写体をズームして撮るとなると、どうしても画質を犠牲にしながら写すことになってしまうので、正直そんなにイイ写真は撮れません。ズームしても高画質なレンズを使うとずいぶん画質が違います。運動会こそ、スマホとは違った記念に残る写真を残すためのよい機会といえます。

via Canon

そこで、初めて本格的なカメラを買おうと考えている人に向けて、基本的なカメラの選び方や、陥りやすい落とし穴などを解説しつつ、運動会におすすめカメラを紹介していきたいと思います

子どもの写真は、その子が大人になってもずっと残る、一生ものの写真でもあります。運動会だけでなくその後もずっと使い続けられる、パパ・ママ向けに役立つように、それに合った機種を厳選しました。

「 一眼レフ」と「ミラーレス」ってどっちがいいの?

レンズ交換式カメラには、「一眼レフ」と「ミラーレス」の2種類がありますが、初心者の方には、軽くてコンパクトなミラーレスがオススメできます。

というのもレンズ交換式のカメラはスマホやコンパクトデジタルカメラに比べて大きくて重いから。カメラ本体とレンズを併せて持ち歩くとなるとけっこうな重さになってしまうので、できるだけ軽い機種のほうがいいです。カメラだけならまだしも、子どもの荷物もあるので。

せっかく数万円する本格的なカメラを買ったのに、はじめのうちは頻繁に使って後はしまったまま、という話もよく聞きます。結局のところ、重くてかさばるカメラだとだんだん持ち歩くのが辛くなってくるので、気軽に持てる軽くてコンパクトなカメラであること、これが第一条件にすべきと思います。

買ってから後悔しないに3つのポイント

「望遠ズーム」が付いたセットを選ぶこと

運動会のような広いフィールドで写真を撮るには、子どもとの距離がぐんと離れてしまっているので、望遠ズームが大活躍します。遠く離れている子どもの表情まで大きく、高画質で撮影できます。

via Sony

レンズ交換式カメラは、初心者の方はカメラ本体とレンズがセットになっているカメラを買うことが一般的です。なぜなら、本体とレンズのセットは、それぞれを単体で買うよりもはるかにお手頃に買うことができるからです。

運動会に向けてという意味では、「普通のズームレンズ」と「望遠のズームレンズ」とが2本付いたダブルズームキットなるもの。これなら本体に付いてくる望遠レンズで運動会を撮影をこなすことができ、価格も手頃です。カメラ本体を持っている人が望遠レンズを買い足すよりも、ディスカウントがきいているので、お得な買い方です。

なお、望遠ズームレンズ1本だけのセットというのは基本的にありませんので、2本のセットを買うことになります。でも、それでもかなりお買い得です。望遠ズームは、安いものでも3〜5万円ほどしますが、カメラ本体とセットだと実質1万円ぐらいで買えてしまうこともあります。

ブレに強いこと(=大きいイメージセンサーであること)

運動会では、動いている被写体を撮ることが多いと思いますので、ブレの問題があります。カメラのうち大きい「イメージセンサー」を搭載している機種では、動いている被写体でもブレにくい写真を撮ることができます

スマホやコンデジなどセンサーサイズが小さいカメラは、止まっているものを撮るにはそんなに差はありませんが、素早く動くものの撮影には弱いです。普通に撮影するとブレるか、ISO感度が上がってザラザラした写真になってしまいます。

写真がブレやすい場面でも、センサーが大きいと。

 

被写体がブレにくいこと、こうしたことに向いているカメラの条件としては、ある程度の大きさ以上のセンサーサイズのカメラを選ぶことが重要です。

「イメージセンサー」とは撮像素子、撮像センサーと呼ばれるもので、カメラにはレンズから入った光を受ける部品のことです。レンズを外したときに、正面に見える”四角い物体”のことです。サイズとは、目で見える物理的な大小(縦×横の面接)そのもののことです。

イメージセンサー
via SONY

イメージセンサーの「サイズにはさまざまな規格があります。例えば、一般的なスマホやコンデジに積まれているイメージセンサーは1/2.3型と呼ばれる大きさであり、かなり小さめのサイズです。ブレない写真を撮ることができる大きさですと、キヤノン・富士フィルム・ソニーなどが採用している「APS-C」というサイズのセンサーか、あるいは、「マイクロフォーサーズ」(オリンパスやパナソニック)ぐらいのセンサーサイズは欲しいところです。

なお、センサーサイズが大きい規格としては「35mmフルサイズ」というものがありますが、これは基本的にプロやハイアマチュア向けで、かなり高価(数十万円)であり、図体も大きいため、子どもの撮影にはオススメしません。適度なサイズということで、APS-Cまたはマイクロフォーサーズがちょうどよいでしょう。

ファインダー付きであること

運動会の撮影は、必然的に屋外になります。スマホやコンデジですと、液晶モニターをみながら撮影することになりますが、明るい屋外の撮影ですと、画面が反射してしまって、何を撮っているのかわからないことがよくあると思います。

動いている子どもを液晶モニターで撮ろうと思うと、屋外では画面が見えにくいのでピントが合っていないピンボケの写真が増えてしまいます。そんなときに大活躍するのが「ファインダー」です。

さらに、望遠レンズを使って撮影すると構えが安定しないために、液晶モニターで撮影するのはけっこう難しいです。その点でもファインダーがあると、安定してシャッターチャンスを逃さず撮影がしやすくなります。

via Sony

「運動会」の撮影におすすめなミラーレス一眼

これまでに解説したカメラの選び方をもとに、運動会の撮影に向いているミラーレス一眼について、おすすめ順にランキングを作成しましたので、紹介していきます。 

初めてのカメラに出せるお金も家庭の事情によってそれぞれだとは思いますが、初めて買うのであれば8万円以下だと嬉しい、とよく言われるのでそのくらいの金額を目安にしています。

とはいえ望遠ズームが付属するレンズキットがある機種はそれほど多くはありなく、エントリー向けのミラーレスで条件に合致するのは、下記の3機種になります。

第1位「オリンパス OM-D E-M10 II」

  オリンパス
OM-D E-M10 II
有効画素数 1,605万画素
センサーサイズ マイクロフォーサーズ
(17.3 × 13 mm)
手ぶれ補正
(5軸:4段分)
オートフォーカス
連続撮影 8.5コマ/秒
ファインダー
(236万ドット)
モニター 104万ドット
チルト可動
上180°
タッチパネル
動画 Full HD/60p
撮影枚数
(バッテリー)
400枚
重さ
(ボディのみ)
399g
Wi-Fi
実勢価格
(ボディのみ)
 約50,000円  
実勢価格
(ダブルレンズキット)
 約70,000円    

オリンパスのミラーレス一眼は、初心者向けの「PENシリーズ」と中級者以上向けの「OM-Dシリーズ」があります。OM-D E-M10 Mark II は、中級者以上向けのカメラのOM-Dシリーズにもかかわらず、399gと軽量コンパクトでカバンにも収納でき、値段も手頃で、間違いなくオススメできる一台です。

ダイヤル操作は初心者でもわかりやすく、入門者向けにも十分に使いこなせる操作系です。ボディは液晶モニターのみならず、ファインダー越しの撮影にも対応。236万ドットの電子ビューファインダーも搭載して、この軽量さはなかなか脅威です。視認性は良好で、背面の液晶モニターとの切替もスムーズです。

画質では、1605万画素のイメージセンサー(マイクロフォーサーズ)を搭載し、特筆すべきは最上位モデルの同様の「5軸手ぶれ補正」も搭載しあるため、暗所や望遠撮影でも強力にブレを補正してくれて、初心者でも難なく撮影できるでしょう。8.5コマ/秒の連写やオートフォーカス性能も申し分なく、ストレスと感じさせない基本スペック。

21種類のアートフィルターとエフェクト機能が用意されており、いろいろな趣向の写真も楽しめるでしょう。また、電子シャッターによる無音シャッター機能もあり、シャッター音を出すことがはばかれる場面でも、気兼ねなく撮影できます。

実写サンプル

OM-D E-M10 II 実写サンプル
via Olympus
OM-D E-M10 II 実写サンプル
via Olympus
OM-D E-M10 II 実写サンプル
via Olympus

総評

OM-D E-M10 IIは、電子ビューファインダーや静音シャッター機能、5軸手ブレ補正まで搭載されており、基本スペックが高いカメラ。ファインダーは他メーカーのエントリーモデルでは省略されていますが、E-M10 IIは標準装備されていてさらに価格も安いという、初心者にも嬉しいカメラです。オリンパスの入門モデルであるPENシリーズと違ってファインダーが搭載されており、しかも発色の良いOLED仕様というのも嬉しいポイント。

対応レンズマウントのマイクロフォーサーズは、発売されているレンズ本数もミラーレス一眼の中では最も多く、初心者向けの低コストのラインナップも豊富なため、欠点なしでオススメできる機種になります。

値段も、標準ズームと望遠ズームの2本付きで7万円前後と非常に安いです。ボディのみで約5万円ですが、レンズ単体で買うと望遠ズームだけで3万円以上するので、明らかにお買い得です。

運動会で撮影するための条件をすべて満たしており、5軸手ブレ補正も搭載し、さらに値段も安い、というブッチギリでおすすめできるカメラです。なお、このモデルの最新機種が発売されていて「E-M10 Mark 3」というのがあります。機能はそこまで変わらないので、ここでは型落ちの「E-M10 Mark 2」 をオススメしています。ちょっと高くても最新機種が良いという方は、Mark 3でもよいと思います。

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第2位「ソニー α6000」

 

  SONY
α6000
有効画素数 2,430万画素
手ぶれ補正 なし
(レンズ側対応)
オートフォーカス ファスト
ハイブリッドAF
(179点)

連続撮影
(AF固定)

6.0コマ/秒
ISO
(拡張)
100〜25600
シャッター 1/4000
ファインダー
(144万ドット)
モニター 104万ドット
チルト可動
上180°
タッチパネル
動画 FHD/60p
(20分まで)
撮影枚数
(バッテリー)
310枚
重さ
(ボディのみ)
344g
Wi-Fi
実勢価格
(ボディのみ)
約60,000円
実勢価格
(ダブルレンズキット)
 約80,000円   

 

第2位の「α6000」は、APS-Cサイズの撮像素子を採用するソニーのEマウント機のエントリーモデルです。APS-Cサイズの約2430万画素CMOSセンサーを、画像処理エンジンに「BIONZ X」を採用し、オリンパスやパナソニックよりもセンサーが大きいため暗所での撮影に強いのが特徴です。

ひとつ特筆すべきはオートフォーカスのスピードで、撮像素子面に埋め込まれた位相差検出AFセンサーとコントラストAFを併用する「ファストハイブリッドAF」です。これまでの99点から179点に位相差検出センサーが増えて、ほぼ全画面をカバーできるようになりました。これにより、AF速度や追従性が向上し、遊びまわる子供や動物などを撮影するには十分な性能です。

実写サンプル

via Sony
via Sony

総評

α6000は、オリンパスよりもサイズが少し大きいAPS-Cサイズの撮像素子を採用しています。センサーの性能ではよりブレに強い写真が撮れそうですが、手ブレ補正は搭載されていません。差し引きで同等性能ぐらいでしょうか。

α6000は、価格がオリンパスよりもちょっと高いですが、小型軽量でバッテリーライフなど申し分ない性能です。ただし、欠点として交換レンズが少ないことがあります。ソニーはプロユース向けの高級レンズ(10万円以上とか)は充実してきているのですが、初心者が気軽に買えるエントリーレベルの交換レンズがまだ充実しておりません。

今後の楽しみとして、マクロや望遠や単焦点などレンズを増やしていきたい場合は、新しいレンズ群の充実を待たねばならないことになります。

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第3位「オリンパス PEN Lite E-PL8」

  OLYMPUS
E-PL8
有効画素数 1,605万画素
手ぶれ補正
(3軸 3.5段)
オートフォーカス ハイスピード
イメージャAF
(81点)

連続撮影
(AF固定)

8.5コマ/秒
ISO
(拡張)
100~1600
(100~25600)
シャッター 1/4000
ファインダー なし
モニター 104万ドット
チルト可動
上180°
タッチパネル
動画 FHD/30p
(約30分まで)
撮影枚数
(バッテリー)
350枚
重さ
(ボディのみ)
374g
Wi-Fi
レンズマウント マイクロ
フォーサーズ
(計70本)
実勢価格
(ボディのみ)
約60,000円
実勢価格
(ダブルレンズキット)
約80,000円   

 

第3位となったのは「オリンパス E-PL8」です。画質と携帯性とコストとで、バランスが素晴らしい機種です。エントリーモデルですが、イメージセンサーにはオリンパスPENシリーズの上位モデルにあたるOM-Dと同じ素子を搭載し、さらにボディ内手ぶれ補正もあり、画質にはかなり定評があります。解像感はシャープであり、高感度撮影でもISO1000を超えても実用可能なレベル。さらに、アート系フィルターの元祖だけあり、14種類のフィルターが用意されています。

ボディは374g(バッテリー、メモリーカード含む)、ライバル機種と比べると重くみえますが、これは本体にはボディ内手ぶれ補正が搭載されているためであり、それを考えると十分な軽さです。携帯するのに苦になる重さではありません。

ただし、エントリーモデルであるためファインダーは非搭載です。

実写サンプル

via OLYMPUS
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